おっぱい飲んで!!おっぱいを上手に飲めなくて、それも悩みとなった。補助乳首をつけると飲めるのに、直接はなかなか飲んでくれない。 他のお母さんは上手に飲ませてるのに・・・次第に焦り始めた。 点滴を受けている稚奈にしてやれることはちゃんとおっぱいを飲ませてあげることだけだった。 何度練習しても直接飲んではくれなかった。搾乳してそれを飲ませる日々が続いた。 深夜の授乳は看護婦さんが無理しない方がいいよと言ってくれたので行ける時だけ行った。 退院3日前の日曜日、義父母がわざわざ見舞いにきた。 そして義父の心無い一言。「あんた、何か機械使って飲ませてるらしいな。ちゃんとおっぱい飲ませなあかんで。」・・・と。 その場は笑ってごまかしたが、その夜また泣いてしまった。 翌朝、心中を察した母が仕事に行く前に来てくれた。何も言ってないのにわかるもんだと感心した。 くそじじいを見返そうと、その日から深夜も毎回授乳に行った。その日の夜中、ある助産婦さんがつきっきりでおっぱいの飲ませ方をレクチャーしてくれた。 そして・・・とうとう直接おっぱいを飲んでくれるようになった。 あまり増えがよくなかった体重も一気に増え始め、一回の授乳で100ccを越えるほど飲み、他のお母さんたちを驚かせた。 ジャンル別一覧
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